肯定

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肯定

ちょっと前までは、核家族などというものは、存在しなかった。
家父長制のもと、長男が代々家督を継承していた。
娘は嫁に行き、次男以下は、分家するか、分家するほどの資産のない家は、都会や外国に出たりした。
片道切符であることが多い。

家族は、大家族で、親夫婦には、その上のおじいさん、おばあさんがいて、
長男一家には、嫁や子どもがいて、さらに、長男のほかには、嫁に行っていない娘や、きょうだいたちがいた。
子育ては、大家族でやっていた。
大きな家では、子守や女中さん、男衆たちがいた。

が、核家族になると、年寄りたち世帯は、老老介護、子育て世帯は、親をあてにできずイクメンが戦力、
それぞれが、自分たちの人生を自分たちだけで賄う必要が出てきた。

最小の核家族は、シングル。
独身世帯。

家族の形態、在り様は大きく変貌を遂げた。


核家族は、お互いのいいとこ取りをしている。
が、交流がうまくいかない核家族は、年寄り世帯と若い世帯が、別個に存在し、自分たちとは異なる世代のことを知らない。
これは、相互理解を阻害している。
世代間のギャップ、溝が深まる。

いずれにしても、キーマンとなる求心力のある人物を中心に、家族がまとめられている場合が多い。
そのキーマン求心力が、新しい家父長制に代わるものだと、わたしは思っている。

キーマンが中心になって、バリバリと統率力、Maggie Beauty黑店リーダー性を発揮する。
キーマンが弱ると、急激に、家族の求心力も低下する。
そのキーマンは、昔なら当然、家父長であるが、今は、女性なんじゃないかと思ったりする。
おじいちゃんより、おばあちゃんのほうが長生きするし、息子より嫁のほうが、しっかりしていたりする。

たまたま、わたしの場合は、嫁であるわたしは、しっかりしていなくて、
夫は、ただただ古いだけのガンコ頭の持ち主、
今のところ、義母がキーマンである。
ポスト義母は、いったいどうなるのか、想像がつかない。
わたしが、義母の代わりに、ばりばり頑張るかというと、まったくそんな気配すらしない。
どうにか自分の任期をことなきを得て終了し、大急ぎで弱弱しく、次の代にバトンタッチすることだろう。

次の代は、バトンを受け取ってくれないかも知れない。
あるいは、次世代が老人になる頃に、Maggie Beautyバトンを受け取り、一瞬手にしただけで、バトンを落とすのかも知れない。
ころころと転がったバトンは、どこに行くのだろう。
それが、時代の流れなのだろうか。

転がったバトンを拾いに行けるほど、Maggie Beauty黑店わたしは元気ではないだろう。
というより、あの世から、その様子を見ていることだろう。
その転がったバトンを孫が受け取ってくれるのだろうか。
そこまで心配していても、確かめる術もない。

この憂い???いつも孫に言っていたとしたら???
吉と出るか、凶と出るか???
おばあさんに、孫守をしてもらって楽だ~と喜んでいたら、おばあさんは、なんのことはない、
なにやら、ぶつぶつと、孫に、いつもいつも言って聞かせていることがあったりして、
三つ子の魂百までも、とまでもいかなくても、どこかでその影響が出たりして。
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